ツバサで紡ぐ、守護者の想い
初めまして、輝く流星です。
ボクと綴理は一心同体!なんて言う極度の綴理大好きさんのブログ、誕生。
綴理の気持ちがほぼ分かる者として、気ままに書きたいものを書いてゆく。
初めに。
大三角=梢+慈+綴理
さっちゃん=沙知
かなり登場数多いので把握お願いします
※活動記録見てない人はネタバレ注意。気になるなら活動記録、14話までちゃんと見よう!
あと妄想強め!
どうしても語りたかった。
ボクの人生をいい意味で歪ませたとんでもない1曲「ツバサ・ラ・リベルテ」
この曲といえば沙知先輩が蓮ノ空スクールアイドルクラブ…特に蓮ノ大三角…その中で特に綴理を中心に向けて作った、さっちゃんが好きな「雨が止む」曲。
「雨が止む」発言はここから。実際はだいぶ前のWith×meetsなんだけど字幕がないのでこっちで。随分前…13話初見時はTragic Dropsを披露した5月くらいだと思ってたけど、多分103期生が来る前
大好きすぎて。ツバサ・ラ・リベルテという曲をもっと知りたくて。そんな利己的な理由で歌詞を解剖していくよ!
ボクのブログはそういう場所なんです。大好きな曲は自分でもっと理解したいから書き残す!的な
「雫が鳴っている 絶えずそれは地面を叩いた 僕は濡れないように 硬く繭に閉じこもる」
最初からフルスロットル。Tragic Dropsみたいに綴理本人が作った(であろう)訳でもないのに、綴理の気持ちがそのまま歌詞になっている。
さっちゃんがどれだけ綴理を心配してたかが分かる。そして梢や慈より立ち直るが遅くなるのだろう…とさっちゃんが思っているのも伝わってくる。さっちゃんの綴理理解度は相当なもの。本当に尊敬だらけだよ
まず、綴理はただの不思議ちゃんと思ってる方へ。
そう言うにはかなりの語弊があります。
綴理は相当な甘えんぼで、臆病で、自分で罪を背負いがちな子。
天才肌が故に固有の思考回路があり、脳が3回転しているかのようで。そんな独特すぎる思考回路を周囲が理解するのが難しいため、自然な流れで不思議ちゃんに見えてしまう…といった感じ。
そしていつでも我が道を征くから、よくすれ違いが起きちゃう…綴理で言うと梢/慈/沙知の3人。
心の雨雲が晴れる前の綴理の心情が一番歌詞に出ているのはさっき少し出てきた「Tragic Drops」なのだが、ここでこれに触れてしまうとブログ1個分くらい文字数が増えるのでここでは省略。いつか書きたいところ。あまりにも歌詞への共感が多すぎて。だけどブログ書く曲の予定がいくつかあるんだ…
余談だが、「Tragic Drops」も雨が止む曲だったりする。こちらは綴理が書いてるはずなのだが…綴理はどこまで沙知のことが好きなのか。しかし握り返す手はない。ずっとひとりぼっち。ツバサと結末が真逆
話を戻そう。この歌詞、綴理は梢/慈/沙知とさらに離れてしまう…"雨に濡れること"を背負うリスクが怖いから、わだかまりが完全に解ける…"雨が止むこと"を諦めよう…と。
こずが、めぐが、さちが大好きだからこその、綴理なりの最善。
自分が外れ者だって分かってるからこそ強くなる、自己犠牲の精神。
なんだかんだで大丈夫詐欺をしてるのは梢だけではなく綴理もなんだよね…先輩の大丈夫は信用できません!
「知らないままじゃもったいないかも 心はすぐに答えてくれたよ
その未知の向こう 待ってる景色 見たい With you」
自己犠牲精神綴理が甘えんぼ綴理に質問してる、そんな歌詞。本来なら梢や慈にも当てはまるはずなのだが、この曲を渡した頃にはすっかり2人の心は晴れていたため、完全に綴理への言葉になってたり。
どの綴理だって青空が見たい。
そして自分でも薄々気付いてる。ボクが動いたって悪い方向には働かないよって。
Q.じゃあ何故今まで動けなかったの?
A.0.0001%くらいの悪化するリスクが怖くて動けなかった
天才肌故の考えすぎである。
どうしても無意識に考えてしまう。1000本くらいある未来の中で1つだけ、しかもそうめんくらいしか入らなさそうな狭さで存在している「悪い方向」が実現してしまうリスク。
知ってるならワートリの迅さんをイメージしてもらうとわかりやすいかな?
「最善」を目指してリスクは承知で轍を踏みに行く迅さんと、「最悪」を避けたくてリスク回避優先で轍を避ける綴理みたいな。
差は自分に自信があるかどうか。最大の敵は自分自身。打ち勝てれば「ボクが、絶対に悪い方には行かせない」的なつよつよ綴理になれる。語彙力は相変わらずだろうが。
「さぁ羽ばたくよ 空が呼んでいる 色とりどり 夢を乗せた ツバサが導くままに」(1回目)
これは…受動の構え!?ボクはそう受けとった。
さちが、こずが、めぐが、さやが、かほが、るりが。綴理に夢を、希望を、未来を見せたくて授けたツバサ。制御なんて効かない。ただ希望に溢れた空を見せたくて、1人の閉じこもっていたか弱き女の子を遥か高くへと投げ飛ばす。
恐らく雨が止むのはラスサビなことを考えると、恐らく雨雲より遥か高くに飛ばされているのだろう…混乱してる綴理が想像に難くない。
「やっと見つけたよ 空は気分屋だけど 秘めた決意放とう Hello,Brand new world!!! We can fly away 彼方へ We can fly away 信じて」
皆のおかげで見つけられた夢と希望。よかったね、綴理…!
もう隠す必要はないんだ。もうボク1人苦しんでる必要はないんだ。ボクはボクでいいんだ。そんな決意。
自分自身に打ち勝つために皆が綴理に授けたツバサは、皆が思ってるより遥かに強大で逞しい。
でも雨はまだ止まない。雨雲ちゃん…もといツン9999デレ1のツンデレは格が違う。
飛べるようにはなった。でも…まだ、これは授けられた「他人の」ツバサ。羽ばたきで霧を祓うことはできるけど…制御権はそこにはない。制御権がなきゃ自由に空を飛び回ることは出来ないし、授けられたエネルギーはいつか尽きてしまう。
まだ綴理には「ボクのツバサを手に入れる」という仕事が残ってる。時間は有限だよ…
ここで1番が終了。簡潔にまとめると「怖くて隠れていた綴理に希望を見せたい」となる。
改めて言うがこれはさっちゃんが書いた曲。さっちゃんはさっちゃんで大三角にクラブ脱退の経緯を、さっちゃん自身の辛い気持ちを皆のためを思って語らなかったことで、逆に沙知のことが誰よりも好きで頼ってて、隠したりせずに話し合いたい綴理との間に轍が生じていたが、大三角を、スクールアイドルを大切にしてる気持ちは間違いなく誰よりも強い。
ただ話さないだけでここまで誤解を生んじゃうのが空回り天才クオリティ。バカと天才は紙一重
14話のメインテーマもといネット禁止令のこと、そしてさっちゃんが理事長の孫であることを考えると…今のネット配信をメインにするスクールアイドルクラブを存続させたいのなら、自己犠牲云々以前にさっちゃんが生徒会長になるのは避けられないだろうし、もし生徒会長にならないなら問答無用でネットが縛られる可能性が高い。
さっちゃん、大三角に「3人とも!あたしが体を張って此処を護るから、隠れてないで出てこい!」とでも言いたそう。この曲、恐らくそう思ってからささ〜っと書いて、ずっと渡せる時を探してたんだろうね。さっちゃん自身、大三角のためとはいえ、クラブ脱退は申し訳ないなって気持ちでいっぱいだから「はい、これ新曲」のノリじゃ渡せなくって時間が過ぎて、その間ずっと自分が綴理に機械みたいだと思われてたことに気付かぬまま…
余談だが、これだけ見ると一見さっちゃんも大丈夫が信用ならなさそうだけど、自分に嘘をついて「大丈夫」を連呼してた梢/綴理と違ってさっちゃんはただ言うタイミングを逃してただけだから、大丈夫の信用はあります
そうやって時間が過ぎてゆく中、梢がDEEPNESSで、慈がルリちゃんの電力で夏の間に目覚めたけど綴理はまだで。そんな中綴理に「ボクも頑張らなきゃ」って思わせて動くモチベを与え、結果的に綴理と沙知が1対1で正直に話せる場を作り、勘違い合戦の終結に繋がった12話のソロステージさやかはMVP…なんだけど、さやかをこうしたのはさっちゃんなので結局さっちゃんがMVPだったり。ルリに充電用(?)ダンボールをあげてることを考えると、さっちゃんは今の6人(花帆はあまり影響ないが)の見える世界を大きく変えている。スゴすぎ
もしかしたらモチベを与えたのはこっちかもしれない
まぁなんにせよ…規制派のゴリ押しはやろうと思えばネット禁止令→外出禁止とかいう収監コンボを出せる(というか出した)のが1番の問題。これさえなきゃ今でもさっちゃんはわざわざ生徒会長という最終防衛線に立つ必要すらなくなるから、表立ってスクールアイドルをやってるはず。交渉の余地はないんですか…?
だいぶ伸びたのでそろそろ2番に行きます
「水滴の反射光 過ぎて初めて覗かせたよ 奇跡か偶然かどう呼ぶかは僕ら次第だね」
ボクがこの曲で1番好きなとこ。「奇跡か偶然か、どう呼ぶかは僕ら次第だね」だなんて如何にもさっちゃんが言いそうな言葉。
光と水滴が入り交じるあたり、天気は狐の嫁入りといったところか。もう晴れてて水溜まりがあるだけかもだけど。この曲があるからって綴理の気持ちがこうなるとは限らないはずなのに、完全に綴理の心情とずっとLINKしてる。Fes×LIVE自体は夜だったけど、曲の雰囲気は昼〜夕方が正しいと思う。
奇跡を見てから、初めて見た輝き。それが奇跡か偶然か道標か因果の運命か、はたまたボクには思いついてない何かなのか…ボクは奇跡派だけど、どう解釈しても構わない。この歌詞はそういう場所。
「瞼閉じれば考えなくとも 心はちゃんと教えてくれるよ
今だからこそ 流れた涙たちが とびきり素敵に変わる」
2番のサビまでの歌詞がなんか思ってたより短くて今私はびっくりしてる
奇跡を見せられて、意味深な水滴の反射光を見つけて…どうすべきなのか、考える時間もいらなくって。常に脳を他人の3倍は回転させて何かを考えてるような綴理ですら、である
悪い過去も全て輝きにしてしまえ。苦悩も絶望も乗り越えて、此処に立って輝きを自分にも周りにも見せつけるのがスクールアイドルだろう?と言わんばかり。
自分が"直接的な"輝きを諦めざるを得なかった沙知だからこそ、出てくる言葉だと思う。あの時涙したのは4人とも。でも大三角はまだまだいくらでも輝ける。大団円が待ってくれるならば、悲しかったことも全て良い思い出になるから。
水滴の反射光に魅せられたなら…ボクも周りに見せてあげたいんだって、水滴が…いや、嬉し涙のキャッチボールが待ってるんだ。皆に伝えたい、とびきり素敵な光。Fes×LIVEやリアルライブでいつも泣いてるボクらにちゃんと届いてるよ。
「さぁ羽ばたくよ 空が呼んでいる このときめき 隠さないよ ツバサはもう1つじゃない
ほら 迎えに行こう Brand new world」
さっちゃんに教えて貰った見つけたツバサが1つ。そして自分で探してこれから見つけるツバサが1つ。
この2つのツバサ、見つける経緯が違えど綴理自身のツバサには変わりない。ちゃんと制御権は綴理自身に存在している。
自分で探すツバサの居場所を見つけたから、皆で迎えに行こうって。もう、1つでも1人でもない綴理。ただただ可愛い天才の甘えんぼ。
さやも感じたんだろうね、この笑顔を護りたいって。綴理は1人で生きていくのが苦手だから。いくら心が晴れても、綴理の性格上そもそも不得手なことが多すぎて周りの助けがいるって。でもさやかちゃん、「隣(ここ)にいるのが、全てですよ🎶」は告白レベルだと思うのだけれど…どうかしら?
問題のシーン。やっぱり告白にしか見えない。
14話で帰ってきた返事(?)。つかさお姉ちゃんにこんなこと言っちゃってる。多分「ボクはさやの支えに助けられてるんだ」って言いたいだけ…だと思います
どうにか…授かったツバサの効力が切れる前に目的地を見つけられてよかったね。
皆と仲良くしていられるこの日々が、綴理にとっては隠したくないトキメキ。
サビ1回目で新世界を見つけたのなら、2回目では新世界に向かうんだ。空という新世界へ…!
「水鏡が消してゆく 世界別ける境界線 まるで僕らをまっさらにして」
やーっと103期生のソロパート。まぁ103期生入学前にできた曲だろうから仕方ないね。
「水鏡」という言葉が秀逸すぎる。水溜まりに映るボクとしても、今までのボクとこれからのボク…としても意味が通じる。
雨が上がり、水溜まりは日光で蒸発してゆく。その水蒸気は未来への門出を祝ってくれる。
Fes×LIVEではちょっと先の「きっと」辺りで雨が消えたけど…雨雲から地上に落ちるまで時間を考えると雨が止んだのはここなんじゃないかな。
Fes×LIVEは(ツバサ・ラ・リベルテが雨が止む曲な以上)流石に演出なんだろうけど、現実の金沢でも同じようなことが起きたの、改めてイミワカンナイ!
ツン9999デレ1の雨雲ちゃんがまさかデレるとは思わないじゃん?
新世界へ羽ばたくのだから、過去と未来の境界線にて完全に分離、そしてまっさらになるような感覚は必然とも言えよう。
"わける"に「分」ではなく敢えて常用的ではない「別」を使うあたり、過去との決別的な意味も込められてるんだろうね。無論過去の記憶が消えるわけではないけど、「今までのボクとは違うよ」って証明を強く刻みつけるには別けるの方が適正度高し。
「どこまでだって 飛べる気がする 大丈夫。君とならきっと!」
どう考えても蓮ノ空スクールアイドルクラブ全員のこと、下手すりゃ蓮ノ空のこと好き好きクラブの皆さんも追加でしょう。「君」だからって1人だと思うな?どうしても1人に絞らないと言うのならさっちゃんかな
皆から自信を貰って、もう1つのツバサも見つけて自分で飛ぶ手段を手に入れ、もう恐れるものは何もない。
進撃のファルコくらい派手に飛んじゃいましょうか
「さぁ羽ばたくよ 空が呼んでいる 色とりどり 夢を乗せた ツバサが導くままに」(2回目)
これは…能動の構え!?
というかここまで来て受動の構えだったら綴理は何も変わってないことになるのでね。
1回目は綴理自身がツバサに振り回されていたのなら、2回目は綴理自身が自分の意思で好きに飛び回って、そして皆を困らせる。「どこ行くねーーーん!」って、「はぁ…全く、綴理って人は!」って。それらを笑顔で答えてくれる皆がいてくれるからやっと出来るの。それが綴理という子の純情なんだから。
余談だが、多分皆がこの曲でUOを折るならここなんでしょう。別に折るのは構わんし、なんならボクも折る可能性あるけど、もしこの曲が「ボクの赤」軸や「全員バラバラ」ではなく「ウォタブみたいに氷上色に染まる」場合、絶対にUOは回すんじゃねえぞ?と。
お気持ち表明くんにはなりたくないけど、ならざるを得なくなるので。
「やっと見つけたよ 空は気分屋だけど もう迷わない 高く高く 舞い上がれ Hello,Brand new world…」
この曲最後の歌詞。
途中から1番サビと歌詞が変化。さっきもう大体言っちゃったけど、もう綴理は自分自身で自由に飛べるから。変に悩む必要も、誰かに制御される必要も、自分で抑制する必要もない。
ただ、飛びたい空を、走りたい道を駆けてゆく。可愛くて、純粋で、知らないことに興味津々で。普通からはだいぶ外れてるのは相変わらずな、1人の女の子がそこにいる。
歌詞最後まで来たのでここで大きな妄想を。
もし、さっちゃんが梢や慈の心が晴れる前にこの曲のCDを渡していたら、どれだけこの曲の印象が変わるだろうか。
…意外と変わらないと思う。
慈は足を怪我したせいで、ステージに立つ度その怪我の記憶がフラッシュバックして踊れない…ってトラウマの問題。トラウマを弾き飛ばしてくれるような子は、めぐちゃんを知り尽くしていてかつポジティブSSランクのルリちゃん以外に晴らせる人がそもそも思いつかない。花帆と慈は当時接点ほぼなかったから…
そして梢は、ツバサを授かることを断りそうなんです。
綴理は解決法自体はなんだかんだで思いついてる。リスクを極度に恐れてただけで。
梢は解決法を自分で思いつかないと他人の意見なんて全く聞かなそうで。でも解決法が思いつかなくって。熱が出てる訳でもないのに「自分が許せな〜い!」連呼の暴走列車が産まれてしまう。
梢のこの「わたくしがなんとかしなければ…」的な頑固さは、自分に嘘をついて大丈夫の信用を投げ捨てた綴理より大丈夫が信用ならなくなってたレベルなので本当に致命的。
梢は結果的に花帆に新しい世界を沢山見せて貰って、頑固さが少しずつ柔和していって晴れたけど…
花帆って、綴理に引けを取らない…下手すりゃ綴理以上に行動が読めない子。
花帆の行動が読めない1例。奇天烈ヒラメキガールめ…